あいさつ

　　素晴らしい技術を持ちながら、自社の商品またはサービスに活かせていない企業が多く存在します。残念ながら、良さが伝わらなければ誰も欲しい、使いたいとは思いません。では、どのようにしてその素晴らしさを伝えれば良いのでしょうか。

　そこにはデザインの活用が不可欠です。ここで言うデザインとは、単に体裁を整えるためのものではなく“伝える”ためのデザインです。
　特に情報量の多い現代社会において、デザインは言葉に頼らないコミュニケーション手段として重要な役割を担っています。短時間で理解できる、理解するのにストレスが無いことは、どのような商品またはサービスにおいても重要なファクターであることは言うまでもありません。

　昨今、デザインが政府含め様々なところから注目を集めています。しかし、現状は活用そのもの、かつデザインの価値に対する理解がまだ浸透していません。
　長期にわたり、デザインを中心とした商品開発と知的財産権戦略に関するコンサルティングに従事し、デザイン価値の保護に取り組んできました。昨今ではデザインの活用促進、並びにこれらの取組みをひろげるための人材育成にも注力しています。
　様々な分野における高度な技術から伝統工芸の職人技に至るまで、日本が得意な技術を活かし、社会や生活を豊かにするための手段として、デザインの活用が望まれます。

　デザインの活用を促進し、創出された新たなデザイン価値を知的財産権として保護し、知財を活用したビジネス展開のサポートを行うことによりデザイン価値を高めブランドの構築、及び更なる強化を目指します。
 

主な業務内容

• 知的財産権とデザインに関するコンサルティング
• 商品開発と知的財産権戦略のサポート
• ブランド戦略の立案
• デザインの競争力を高める出願戦略の立案（海外展開含む）
• デザインを保護する産業財産権（意匠、商標、特許、実用新案）の取得（出願、登録など）
• デザインを保護する産業財産権取得サポートデザイン契約書、ライセンス契約書等の作成、チェック、相談デザイン係争事件（警告書、交渉、裁判など）
• 各種セミナー講師（テーマ例：商品力強化のためのデザインと知的財産権の活用、知財を活用したデザインとブランディング、商品開発と知的財産権戦略、デザイン契約、等）
• 人材育成

取扱いデザイン

グラフィックデザイン、パッケージデザイン、プロダクトデザイン、キャラクターデザイン、建築物、インテリアデザイン、画像デザイン、グラフィカル・ユーザー・インターフェース（GUI）等。

取扱い知的財産権法

意匠法、商標法、特許法、実用新案法、著作権法、地理的表示法、不正競争防止法